ひとりの依頼者さんから始まった別れさせ屋アクアのルーツ

こんにちは、東京・飯田橋で別れさせ屋をしています。別れさせ屋アクアです。

前回は1990年代と2017年現在を比較した別れさせ屋業界全体のトレンドをお伝えしました。

今回は代表の藤木が実際に現場で下積みしていた時代から現在に至るまでの話をお話ししようと思います。

他社の模倣のみで独自のノウハウがなかった時代

藤木が現場に出向いていたのは1990年代から。

当時所属していた探偵会社では「とりあえず元祖の手法でやってみる」のがデフォルトでした。

これはなにもその探偵会社に限った話ではありません。

なんとなく「別れさせ屋」というものができてきたようなできていないような時代です。

「別れさせ屋」と言われてピンとくるひとは皆無。

なんとなくどこかの探偵会社の手法を他社がそのまま模倣するのは当時の業者全体では当たり前のことだったのです。

探偵会社もスタッフももちろんノウハウなんてありません。上司も適切な指揮をとることができるわけがない状態です。

そのため、基本的には現場に出るスタッフが毎日手探り状態でなんとか対応するしかありませんでした。

今では考えられないほど酷い調査環境でした。

例えば、工作の中で欠かせないターゲットとの接触一つをとってみても、「接触しているようにみせる」ことばかり考え、接触した後の動きや工作の展望までに気が回っていなかったのです。

当時の接触方法は前記事で触れたように、ナンパやラブレター、わざと物を落としてターゲットに拾わせるというレベルのものです。

別れさせ屋業界黎明期の手法はその程度のものでしかありませんでした。

確かにその一瞬はターゲットと接することはできていますが、結局ターゲットに対して今後どうアクションをすればいいのかまでを視野に入れられていないため、そのあとにつながるような自然なターゲットへの接触は困難でした。

それでも「ターゲットに接触した」という事実はあるので会社は依頼者さんに報告できます。

依頼者さんは別れさせ屋の仕事の状況を知らないため、「工作ってそんなものなのか……?」と釈然としないものの、依頼を続けていたのです。

依頼者さんからのことばが意識を大きく変えた

毎日上司から与えられる仕事をしつつ、「ターゲットと親しくなるにはどうすればいいだろう?」と藤木が考えていたところに、ある依頼者さんと出会いました。

それがSさん(もちろん仮名です)です。Sさんは50代後半で、娘さんがいらっしゃいました。

娘さんはいわゆる「ヒモ」の男性と交際しており、結婚を視野に入れていたのです。

もちろん、Sさんはその二人の結婚を認めたくないため、なんとかしてあの男と別れさせてほしいとご依頼いただいたのです。

その時も、はじめは手探り状態でターゲットの動向を調査しました。ターゲットの動きが定まらず、工作も空振りが続きました。そんな中、

「娘と男性工作員を接触させて、ヒモ男への好意をなくすように仕掛けよう」

と誰もが考えそうな工作を実行しようとした時、Sさんにおことばをいただきました。

「高い金を払っているのに、素人の俺でも思いつくような方法で工作するな」

キツい言葉でしたが、キツさの中にはまるで息子を見守るような愛情も含まれていました。

このことばを受けて、藤木は「あと1週間時間をください、もう1回さいしょから本気で考えさせて欲しいです」とお願いしました。

はじめてターゲット像を掴み、工作を考え出した瞬間

その日から刑事や探偵ものの本やドラマをあさり、真剣に考え続けました。

作品内に登場するいろんな立場の登場人物を見ていくうちに、「人の気持ちはどうやったら動くのか」を考えるようになりました。

工作は人の気持ちを動かすもの、という初歩的なことにようやく気づいたのです。そして1週間が経ち、ひとつの工作を考えました。シナリオはこうです。

⒈ガラの悪い男性工作員を使い、娘のバイク周辺にたむろさせる
⒉娘さんがガラの悪い工作員に絡まれているところにもう一人の工作員が助けるために現れる
⒊連絡先を交換し、その後お茶やご飯に行く
⒋娘さんとご飯を食べている時にSさんと偶然を装い遭遇。Sさんが娘さんに対して工作員との交際を推す

今までの工作とは大きく異なり、工作を考えるためにSさんから娘さんの生い立ちや相手の好み、趣味といった様々な話を聞き出すことでターゲットの人となりを深く掘り下げたのです。

ターゲットに焦点を当て、どうすれば自然に仲良くなれるか? と模索し、工作のシナリオを考えたのはこの案件がはじめてでした。

それまでは相手が誰であれ通り一辺倒な工作しかしてこなかったことを考えると、質の違いは明らかです。

特に、Sさんとの何気ない会話で出てきた「娘はバイクツーリングが好きだ」という言葉からヒントを得て、接触のきっかけにバイクを用いたのも、ターゲットを明確に意識した設定だと言えます。

果たしてSさんの期待に応えられるだろうか。緊張しながらSさんにこの案を提案すると、

「いいね」

と、はじめて良い返事がもらえたのです。ここでようやく、ターゲットに効果的な設定で工作を練れたことを確信しました。

それに加え、Sさんにも工作にご協力いただくことでよりリアリティが出て、「これならうまくいきそう」と藤木もSさんも納得できたことが自信の基盤になったのです。

依頼者さんやターゲットとどれだけ向き合えるかがカギだと気付いた

実際のところ、この作戦はうまくいったのでしょうか。

結論を先に述べると、あっけなく失敗しました……。

工作員に絡まれる娘さんを助けるところまではいったものの、「ありがとうございます」とお礼を言い、そのまま工作員をスルーしてしまったため連絡先の交換ができませんでした。

それ以外にも、遭遇を何度か試みたものの、娘さんにそそくさと帰宅されるようになってしまったのです。

この結果を報告したらまたSさんを落胆させるかもしれない……と思っていましたが、 Sさんからの言葉はとても意外なものでした。

「君に依頼して良かったと思っているよ。あれだけ頑張ってくれてダメだったから、納得することができた」

なんと、ターゲットと連絡先を交換することすらできていないのに感謝されたのです。

Sさんは結果だけを求めていたのではなく、娘さんに工作をしかけた場合、最も効果的だと思われる工作の方法を模索し、実行した藤木の姿勢も評価してくれたのです。

このSさんからの依頼をきっかけに、依頼者やターゲットがどんな人物であるのかを深くまで知り、それを工作に生かすことが大事であることに気付きました。

既存の探偵会社じゃ出来ない。自分がやるしかない

藤木はそれ以降、調査や工作を行う際に試してみたい手法がどんどん思い浮かぶようになりました。

お客さんとしっかりミーティングを行いたい、たとえ時間がかかるとしても一人一人と向き合い、一人一人に最適な提案をして調査や工作に取り組みたい……しかし、そんな時に社長から

「そんなに本気でやらなくていい、やった風にすればいいんだよ」
「時間もかかるし、そこまでする意味がない」

と声をかけられたことが引き金となり、藤木は「本当に依頼者のことを考えてくれる探偵社」を自分で立ち上げることにしたのです。

依頼者に寄り添うのではなく、あくまで定番と思われている楽な手法で調査、工作を遂行し、金を儲けることしか考えていない探偵会社には将来性がない、と見切りをつけた瞬間でした。


 

いかがでしょうか。

こうした藤木自身の経験をもとにアクアは生まれたのです。特に過去の別れさせ屋業界黎明期の実情については「嘘でしょ? そんな探偵会社があるの?」と疑いたくなるものだったかもしれません。

私たちは過去の記事において、依頼する別れさせ屋の選び方のアドバイスとして「業者の説明を受けて、自分が納得できるかどうか」で判断すべきだとお伝えしました。

依頼者さん本位の別れさせ屋なのか、お金儲け本位の別れさせ屋なのかを見抜くためのヒントとして、この記事の内容を頭の片隅においていただけたらさいわいです。

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