自分でもできる!? 別れさせ屋が実践している工作方法―NG例―

By | 2015年10月23日

彼氏彼女が浮気をしているから別れさせたい
夫や妻が浮気をしているから別れさせたい
元カノ元カレと復縁したいから別れさせたい

別れさせ屋に依頼するポイントというのは人生においていくつかあるでしょう。

最初から最後まで全部やってもらえればこんなに楽なことはありません。

ただし、依頼するのにはお金もかかりますし、別れさせ屋が信頼できないというケースもままあるでしょう。

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というわけで、別れさせ屋に相談する前に自分でできるならやってみよう、と思うひとは多くいると思います。

別れさせ屋アクアの依頼者さんにも、依頼する前に独断で色々と動いて、よけいにこじれてしまった、という依頼者さんも結構いらっしゃいます。

そこで、

「これは自分でやっても大丈夫」
「これは絶対にやらないで」

という基準をご紹介します。

まず本日は絶対にやらないで欲しいこと、つまりやってしまうと高確率で別れさせは失敗に終わることをご紹介します。

誰がなんと言おうと絶対にやってはいけません。

特別な状況においては成功する可能性がないわけではないのですが、絶対にやってはいけません。

別れさせ屋にとってはこのわずかな成功談が厄介です。

成功した人がたとえ0.1%でもいれば成功する方法だと言えないこともないからです。

実際に0.1%は成功しています。

そして、こと恋愛に関しては自分は特別だと思いがちです。というよりも、大多数はそう思ってしまいます。

でも、冷静に考えてみてください。成功率が0.1%なら、99.9%は失敗します。

普通の状態なら失敗率99.9%のことはやりませんが、アツくなっていて0.1%の奇跡を信じるというのは、恋愛においてありがちなことです。

冷静に、というのは非常に難しいことですが、自分だけ特別だとことはほとんどないということを念頭に置いてみてください。

まず落ち着きましょう。落ち着いて、たとえ別れたてでも、浮気を見つけてしまった直後であっても、これから紹介することはやらないでください。

騙されたと思って、やらないでください。

ここでは
依頼者:依頼する本人
相手:妻、夫、彼氏、彼女、元カノ、元カレなど依頼者が恋愛関係にある(あった)人
ターゲット:妻、夫、彼氏、彼女の浮気相手、元カノ、元カレの現在のパートナーなど相手と恋愛関係にある人。

とします。

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1:ターゲットの情報を直接的に得ようとする

「あの女ダレ?」
「ダレといま付き合ってるの?」
「どんなやつ?」

などとターゲットの情報を直接的に相手に尋ねるのはNGです。

別れさせ屋の仕事の中で、依頼者さんが「調査」を甘く見ていらっしゃることは多いです。

聞けばいいじゃん、と思ってしまうかもしれません。

ここを自分でやろうとするひとはものすごく多い、と言っていいでしょう。

まだ相手と関係があって、というのならまだわかりますが(それでも直接聞いてはダメです)、元カノや元カレにも直接尋ねてしまうひとが跡を絶ちません。

考えたら失敗するってわかりそうなものでしょうけれど、これは直接聞いてはいけません。

どんなに別れたあとの関係がうまくいっていると思っていても、絶対にダメです。

たとえば、自分の元カノとターゲットを別れさせるというときに、付き合っているのは知っているが、どこの誰かわからないという状態だったとします。

あるいは、彼氏がライン上で誰かとなにか仲睦まじくやっているのは知ってて、その相手がどこの誰だというのを調べようとします。

そういうときに出てきてしまうわけです。

「あの女ダレ?」「ダレといま付き合ってるの?」「どんなやつ?」

と。

冷静に考えてみてください。

なんでそんなことをまともに答えるのでしょうか。

元カレ元カノなら「関係ない」と言われるでしょうし、妻や夫や彼氏彼女ならはぐらかされたり、逆ギレされたり、ケンカになったり、とてもまともに情報が入るとは思えません。

そして、なにより最悪なのは、相手が警戒してしまうということです。

バレそうだから会う方法を変えようだとか、しばらく会うのは控えようだとか、情報はいっさいしゃべらないようにしようだとか、身構えてしまいます。

相手がこの警戒している状態になってしまうと、警戒を解くようになるまではプロでもなにもできません。

警戒している相手から情報を得たり、工作を仕掛けるということはほぼ無理です。

無理ではないかもしれませんが、相当な時間とお金がかかります。そして、時間がかかってしまうので、成功率まで下がります。

別れさせ屋に依頼するにしてもしないにしても、いいことはひとつもありません。

2:ただひたすら懇願する

別れさせ屋に依頼するときに、復縁したいがゆえの工作が多いと思います。

元カレ元カノはもちろん、妻が男と会っているみたいだとか、夫が愛人宅から帰ってこないというようなことまで、復縁するために相手とターゲットを別れさせる、というのが一般的(?)な別れさせ屋への依頼だと思います。

ここで、では直接相手にお願いしてみるというのはどうでしょうか。

「お願いだからヨリを戻して」
「相手と別れてくれませんか」

ここで古典であればさめざめと泣いて元のサヤに納まる、ということもあるのでしょうが、それほどうまくは行きません。

というよりも、普通に考えたらまちがいなくムリであろうと思うでしょう。

警戒心を与えるだけならまだマシですが、恐怖心も与えてしまいます。

「スートカーだ!」
「あのひと怖い」

となってしまうと、もうこれはかなり厳しいです。

別れさせるべき相手とターゲットが「あなた(依頼者さん)」という共通の敵を持つことで、距離がさらに縮まってしまうことだってあります。

自分が相手にどういう影響を及ぼしてしまっているか、自分がどう相手に思われているかを考えていないことが多いです。

というよりも、自分のやっていることなのでだいたいは美化して考えます。

あなたにとっては愛のことばでも、相手にとってはストーカーの戯れ言かもしれません。

あなたにとってはふたりの未来のための行動でも、相手にとっては冷めた一人芝居に見えているかもしれません。

となると、まずは「どれほどあなたを怖がっているか」を調べた上で、「解きほぐす作業」をやって、ようやくスタートラインに立てるわけです。

こうなってくるととても分が悪くなっているのはおわかりいただけるでしょう。

懇願するのは、なにも考えずにすぐにできることですし、「私ってばなんか必死になってるっぽい」というような自己陶酔できそうですが、冷静になって踏みとどまってください。

冷静になってみれば、とるべき方法ではないとすぐにわかることでしょう。

3:別れた相手と偶然を装う

突然ですが、中学生のころを思い出してみてください。

音楽系の部活をやっているわけでもないのに音楽室の前を通ってみたり、勉強もしないし本も読まないのに図書室に行ってみたり、とくに用事があるわけでもないのに教室に残ってみたり。

そういうことをした記憶がある人もない人もいるでしょう(書いておいてなんですが、私はありません 笑)。

ある人は思い出して、ない人は想像してみると、おそらくそこには吹奏楽部の女の子がいたり、図書館で本を読むのが好きな文学青年がいたり、学級委員の仕事で教室にいつも残りがちな子がいたりするでしょう。

それ自体は甘酸っぱい青春の1ページとして微笑ましく見てください。

ですが、いま、あなたは大人です。

もしかして中学生のころなら、吹奏楽部の女の子や文学青年や学級委員は偶然だと思ってくれるかもしれませんし、もしかしたら好意を寄せてくれていて、会えて嬉しく思ってくれるかもしれません。

ですが、いま、あなたは大人です。

大人の視点で普通に考えれば、用もないのに音楽室の近くにいたり、なにをするわけでもなく図書館にいたり、意味もなく教室に残っていたらまず「怪しい」という感情を抱きます。

それが好意を持っているような気がする同級生なら「怪しくても平気」ですが、元カノ元カレだったらどうでしょうか。

大人だからわかりますよね、アウトです。

ですから、相手の家の近くをウロつく、職場近くに行ってみる、よく行く場所に張り込んでみる、という行動はどういう状況であってもアウトです。


以上で絶対にやってはいけない行動集は終わりです。

別れさせ、復縁というのは常に冷静さが求められます。

思い込みと感情で走っていいことはひとつもないです。これはほぼほぼうまくいきません。

奇跡的にうまくいくことはあるかもしれません。

ですが、99.9%はダメです。そして、あなたが成功する奇跡の0.1%であることは99.9%ありえません。ですから、まずは落ち着いてみましょう。

何もやっちゃダメ?自分でできることってあるの?

とはいえ、「事態を好転させるために自分で何かできることがあるならそれを試したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

別れさせたい、と考える人は①不倫相手の奥さんを別れさせたい②元恋人を今の恋人と別れさせたい、の2パターンに分けられます。ここでは、パターン別に何かできることはないのか考えてみます。

不倫相手と一緒になりたい女性は相手と意識的に距離を取ることで少しずつ不安にさせてみる

別れさせる前に、まずは相手の男性から一緒にいたいと思われるような接し方を意識すべきです。

一緒にいたいと思ってもらえるために癒しや楽しさを相手に与えようとすることももちろん大事ですが、それだけで相手が離婚を考えることはありません。いわばあなたと過ごす時間は別腹のデザートのようなもので家庭がメインのご飯なのです。

そのため、不倫をしている男性にとって、不倫相手と過ごす時間は「ご飯のプラスアルファで楽しむもの」に過ぎないため、その相手と一緒になりたいのであればあなた自身がご飯にならなければいけないのです。

そのためには、「離れて行ってしまうかもしれない」という不安感を相手に少しずつ植え付けていくことが大事です。とはいえ、「そんなことをしたら彼が自分から本当に離れて行ってしまうんじゃないか」という恐怖心から行動に移せる方は少ないです。

変なたとえですが、これは麻薬のようなイメージです。癒しや楽しさだけでなく、ちょっとずつ相手に危機感を擦り込むように接していくうちに、いつの間にか相手があなたなしでは生きていけなくなるようにするのが理想的です。

ただし、これはいうまでもなく難しいです。献身的な癒しを与えつつ、いなくなってしまうかもという危機感を同時に与えなければいけないからです。きっと、多くの方は矛盾する二つをどうやって両立させればいいか分からないのではないでしょうか。

この相反する二つを同時に実現させるポイントは、相手にとってあなたの”掴めない部分”を少しずつ作ることにあります。

具体的にはたまに連絡が取れない時を作ったり、何回に一回デートを断る理由を作ってみたりすることが挙げられます。これはあからさまな拒否ではないですが「あれ?なんかちょっと距離ある?気のせいか……?」と相手の不安を顕在化させることができます。特に、今まで彼から呼ばれたらすぐ駆けつけていたような人ならこの作戦は一層効果を発揮します。

相手も不安を覚えて初めて”あなたが抱えている不安”を理解できるようになります。だから、別れさせたいのであればこういったアクションをとして彼があなたを追いかける状況を作っていく必要があるんです。

ちなみに、私たちはよく依頼者さんに「彼のことを嫌い(もしくは好きという気持ちを抑えること)になれますか?」と投げかけます。この問いかけに対して「できます」と答えられる方であれば別れさせられる可能性は上がります。

どういうことかというと、「追えば逃げる、逃げれば追われる」という恋愛の常に当てはめて考えるとわかりやすいのではないでしょうか。もし彼に別れて欲しい、すなわち彼から追われたいのであればあなたの気持ちのどこかに冷めた部分を持って、意識的に彼との間に隙間、距離を作っていくことが必要になります。

これが別れさせるための第一歩になります。

元恋人の恋人を別れさせたい男性は一旦恋愛のことを忘れ、他のことに没頭してみる

このパターンも根本は女性依頼者のケースと同じです。よりを戻したいがために「復縁できる可能性ってあるのかな?」「今本当に幸せなの?」と相手に直接聞いてしまっている人が多いです。

これはひとりよがりな問いかけであり、相手からすれば何も満たされないですし、むしろあなたのことをうっとうしく感じるだけです。

そうではなく、いかに相手のベクトルを自分に向けさせるかを考えなければいけません。

なので、まずは相手にアプローチするのはやめましょう。そして、先ほど説明した通り、相手への気持ちを一旦忘れるくらいの勢いで何か他のことに没頭した方が良いです。

そんな単純なことで、と思うかもしれませんが、本当に良くあるケースでは仕事に没頭している姿を直接相手が見かけたり、または仕事で一生懸命なことが第三者経由で相手の耳に入ることで「会ってもいいかな」という気持ちになるのです。

会って欲しいといっても会えなかったのに相手から歩み寄ってきたら第一関門クリアです。

この段階では頑張っているあなたに興味を持っているだけで、よりを戻しにきたわけではないので食いつかずにこらえましょう。引き続き没頭し続け、でも少しずつ相手への連絡頻度を増やすようにしましょう。そして、連絡していく中で相手の自分に対するベクトルが強まっているかどうかをしっかり見極めます。

かなりシンプルな方法ですが、実際にこの方法でよりを戻した方は私たちの相談者でも本当に多いので一度騙されたと思って試してみてください。

面白いことに、何かに没頭している人というのは人間性が磨かれていくので、意図せずしてモテるようになることもしばしばあります。そうなったことで視野が広くなり、最終的には「なんであの人とよりを戻そうと思っていたんだろう」となることすらあります。これはこれで良いゴールとも言えます。

どのケースでも相手の関心を自分に向けさせることがポイント

あなたと相手の今の関係性によってやるべきことは変わってきますが、根本は同じです。

もし別れさせたい相手がいて、なんとかしたい!と思うのであれば、まずは相手に対してとってしまったアクションを思い返して、心当たりがあれば一旦ストップしましょう。

そして、相手のベクトルを自分に向けていくためのアクションをとるように意識しましょう。これが、自分でもできることです。

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